フランス好き、嫌い

今から20-30年前は、フランス語といえば、ファッション、香水、フランス映画などを連想させるハイカラな雰囲気がありました。francophile(フランコフィル)というフランス好き、親仏という単語もあります。当然反対語もありfrancophobie、フランス嫌いといいます。昔はフランコフィルがたくさんいたと思います。
小中学生の頃は、若い男女のカップルのことをアベックと呼んで、「ちょっとけしからん、いやらしい、悪いやつ」といったニュアンスの表現があったようです。このアベックの、フランス語の意味は、単なる英語の「with」と同じ意味であり、一体誰が、いつ頃からこんな使い方をしたかは、はてなのテーマになりそうです。

たまたま会社の仕事でフランス人及びフランス語と付き合うことになり、それまでのfrancophobieから、言葉を覚えるにつれて、少しづつfrancophileになっていく自分、一方その中でフランス人って、なんて不可思議なんだろうと思ったことなどを考えていきます。